推しのいる生活

🕊@_indigodp

瞳を閉じればあなたが瞼の裏にいることでどれほど強くなれたでしょう

 

拝啓 松坂桃李

31歳のお誕生日おめでとうございます。

 

 

 

30歳はどんな一年だったでしょうか。桃李くんはこの数字にとてもこだわりと意識を持っていたように私は感じていましたが、実際描いていた景色は見られたのかな。それとも想像以上の景色を見たのかな。どっちにしろ桃李くんが満足のいく状態を味わえていたなら私は嬉しいです。たぶん恒例の年末のプラスアクトでこういうこと話してるんでしょ?楽しみにしてるね。

 

 

 

私の中では今年はというか、桃李くんの30歳はやっぱり日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞がとても大きかったかなあと思ってます。松坂桃李の芝居が公式的に認められたと、自惚れてもいいんだよ、松坂桃李の芝居どうよ!って堂々と言ってくれと背中を押してもらえたような気がした。私は年々桃李くんのお芝居好きになるな、良くなってる〜〜と思っててもそれはオタクの思い込みや感情が多く含まれてることもあるし、世間とズレが生じることだってあるから桃李くんに感覚がズレたオタクがいる印象を周りの人に与えたくなくて静かにしてきた。桃李くんが10年で培ってきたモノが正当に評価されたことが一番喜ばしいことだったけど、この賞受賞はそんなことは気にすんな!好きな人のここが好きだってもっと言ってけ!出てる作品のここが凄いってアピールしろ!って私も背中を押された瞬間だった。ありがとう。

 

 

 

 

以前からよく言ってるけど、努力だけでこうして俳優として名を刻んでいく松坂桃李にどうしても頑張ってほしい。国民的俳優になってほしい。桃李くんほど実力という力で全てをねじ伏せている人を私は知らない。みんな何らかの才能や運を持って挑んでくる世界で、そういう武器を持っていないからと自分の力をつけることでしか立ち向かっていけない人を知らない。あなたは、才能がないと嘆いている私に才能がなくても諦めずに努力をし続けていれば何かしらの道は開けるし、自分が想像もしていないような場所へ行けることを教えてくれた。

 

 

 

 

努力という力で自身を変えてみせる松坂桃李の執念には感服する。年々己に課すハードルを高くして、責任も重くして、とてつもない負荷をかけていく。そしてそれをクリアする。自分に厳しい状態へ自分を自分で追い込むこと、逃げ出さずやり抜くこと、これがどんなに難しいことか。

 

パーフェクトワールドのときは、私も家族や友人から「車椅子の松坂桃李すごいね!?もう本当にそういう生活を送ってるようにしか見えない」と褒められている声を多く聞いた。この作品に関わることを決めてから桃李くんは、半年以上家でずっと車椅子生活をしていたらしい。30歳の間に公開された居眠り磐音や蜜蜂と遠雷だって何らかの練習を積まなければ、一定以上の技術を習得しなければ成立しない作品だった。こんなこと言うのもどうかと思うが、全ての役が“演じる”以外、他のこと(上記作品だと障害を患う、鰻を捌く、殺陣、ピアノ)を身につけなければできないわけではないと思う。桃李くんが高くそびえ立つ壁を乗り越えられる力があるからお声がかかるのだろう。でも、桃李くん自身がやろうと決断しなければ全て始まらないんだから、彼が自分でそういう役を選んでいることになるんだよね。究極はそうなんだよ。きっとその姿勢を近年大事にしてるんだろうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桃李くんに無理してほしくないけれど、きっと桃李くんは今何らかの感情や思考の狭間にいるんだろうし、変化期間であることは察しているから31歳の道どう走っていくのか楽しみ!!前向きな感情しか持ってないよ!!ゆっくりアウトプットしてくれよな〜〜!!

 

 

私のような平凡な人間に寄り添ってくれる芸能人ぽくない一般的な雰囲気をずっと抱えてる松坂桃李さんが好きだし、救われているのでそこの感覚は変わらないでほしい。いつまでも持っていてくれ〜〜!!!

 

敬具